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おおきなみなとの日々帖

食、本、冷えとり、味のあるカッコイイ役者さん、嵐さんに甘いけれど、日常がいちばん好き。

機嫌良くやんなさいね。

マザーウォーター」を観ました。 

「マザーウォーター」 [DVD]

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 「かもめ食堂「めがね」「プール」好きとしては間違いないテイストでした。
ウイスキーしか置かないバー、豆腐屋さん、喫茶店、銭湯などを生業とする、「水」に重きを置く人たちを主にした日常が川の流れとともに流れていきます。
事件らしいことはなんにも起こらず、ただただ日々の淡々とした様子が描かれるのは今までと変わらず、今回はますます台詞も少なく、ほんとうに必要な言葉の確かさがいいなぁと思いました。
あったかい野菜スープや柔らかいミネラルウォーターを飲んでいるような心地良さで、号泣ではなくてじんわりときます。
たぶん、自分の理想郷にものすごく近い暮らしぶりだからなのだろうなぁ。
飯島さんの料理たちも派手さはないけれど、さすがの佇まいじゃないですか。

食欲と読書の秋を地でいってます。 - 大きなみなとの太陽の下で。

 

クチコミなどでは、
”あまりにも穏やかでなんにも起こらず、苦しみも哀しみもなくてまるで天国、死後の世界のようであり得ない”
なんていう表現もあるのだけど、それの何がいけないのかなぁ。


わかりやすい苦しみや哀しみなんかなくたって、生きること、暮らすことにはさまざまな刺がいっぱい刺さっているものだと思っていて、その刺を自分で一つづつ丁寧に抜いていいけたらいいなぁ派です。
あるいはド派手な嬉しさや楽しさなんかなくたって、生きること、暮らすことにはいろんな蕾がたくさん隠れているものだと思っていて、その蕾を自分で一つづつ丁寧に咲かせていけたらいいなぁ派でもあります。
なので、刺の抜き方や蕾の咲かせ方を真似したい方々がふんわりと、でもしっかりと暮らしているこういうのはやっぱり好きだなぁ。

もたいさん演じるおばちゃんが挨拶代わりに言う、

「今日も機嫌良くやんなさいね」

サイコーです。

 

かもめ食堂 [DVD]

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めがね(3枚組) [DVD]

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プール [DVD]

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