おおきなみなとの日々帖

食、本、冷えとり、味のあるカッコイイ役者さん、嵐さんに甘いけれど、日常がいちばん好き。

長生きは何のためなのか、少し見えた気が。

NHKの「地球イチバン」、とても魅力的な番組です。
もったいなくて録画してはチビチビと観てしまいます。

100歳以上の割合が4,000人に1人で世界平均の2.5倍というイタリアのサルデーニャ島
中でも世界一長寿の兄弟としてギネス認定されている、合わせて818歳のメリス9兄弟がメインの回は、長生き願望がさっぱりないので逆に興味がありました。


NHK 地球イチバン

 

日本で100歳のご長寿の方というと、ごくごく稀に日野原重明先生のような驚異的な方もいらっしゃいますが、失礼ながら、やっとで生きながらえているような、ご家族の類まれなサポートの上で暮らされている印象が強く、そんなご長寿の方に向けて、「どうぞいつまでもお元気で。」と、ほとんど意味のない常套句での空々しい会話が目立ちます。
長生きして・・・それで?という思いがどうしても残るというか。

 

それがサルデーニャ島では、ご長寿の方がピンピンしてバリバリの現役で、正真正銘のご長寿を楽しまれているのです。

冗談好き、おしゃべり好き、そして何よりも人好きな106歳の長女コンソラータさんの素敵なことったら。
コンソラータさんの家には毎日誰かしらがふらっとやって来てはちょっと話して帰ったりします。
彼女は今も現役のマッサージの名人でもあり、70年もの間、お金もギフトも一切受け取らずに島民の多くの人の役に立っています。
皆さん、コンソラータさんの顔を見ると元気になるっていうんですから。
カフェを営んでいる二男のアドルフォさんは91歳にして今も現役のバリスタで、週に6日カウンターに立って働いています。
立ち居振る舞いの俊敏さなんて惚れぼれです。
他にも現役の羊飼いのおじいさんだったり、とにかくちゃんと日常を暮らしているのです。
そしてそんなご長寿さんたちを見守るご家族をはじめ、島民全体の姿勢がとにかく温かい。

島のお役所の方によると、島民はどの時代でも長生きをしていて、人々の多くが顔見知りなことから関係性が穏やかで高齢者と若者の間に隔たりがないことが長寿の秘訣ではないかと推測しています。
また健康的な環境に囲まれ、村民同士の支えがあることも長寿の要因だと指摘しています。

苦虫を噛み潰したような表情でつまらなそうだったり、自分の欲がまだまだダダ漏れだったり、朗らかとは程遠いお年寄りを残念ながら見かけることがあります。
あんな風になりたくない、なるくらいなら長生きなんてしたくない、なんて浅く思っていたけれど、そういうお年寄りを作り出しているのに自分だって一役買っているんじゃなかろうか。
日本は平均寿命はどんどん伸びているけれど、温かな長寿社会とは程遠いなぁ。
老人施設がニョキニョキ増えて、高齢者と若者の間の隔たりもグングンできているような。
漠然と日本の行く先を憂う前に、自分自身がもっとできることがありそうです。

 

f:id:big-harbor-sun:20141117101923j:plain

小松菜、バナナ、甘酒、豆乳のスムージーを飲んだり、

f:id:big-harbor-sun:20141117102026j:plain

大好きな味噌ラーメンにチャーシューのトッピングして食べたり、まずは自分を機嫌良くなのだ。

広告を非表示にする