おおきなみなとの日々帖

食、本、冷えとり、味のあるカッコイイ役者さん、嵐さんに甘いけれど、日常がいちばん好き。

怖いもの見たさ?の大河ドラマ。

視聴率が冴えなかったらしい今年の大河ドラマ「花燃ゆ」の初回、ようやく観ました。


NHK大河ドラマ「花燃ゆ」

歴史的物証に乏しいらしい、吉田松陰の妹であり、久坂玄瑞の妻であり、初代群馬県知事の二度目の妻である文さんという女性が主人公ということで、史実に忠実というものでなくてドラマとしての盛りはいくらでもできそうで、実際にせざるを得ない人物像なのだろうと思いますが、わたしは好きなドラマ感でした。

伊勢谷友介さんの吉田松陰がなんとまぁ魅力的だこと。
聡明で先見の明に秀で、叡智を自分のものとして天命を悟ってどんどん実行に移していく人間力が培われていった様子などはなるほどだったし、本好きとしては本の魅力をこれでもかと語っていたところも惹かれました。
否が応でも日本がズンズンとダイナミックに変わっていく中で、とんでもなく高いところに志を持ちながら生きた人たちの物語がどんなふうに描かれるのか楽しみです。

・・なんですけれど舞台は長州、安倍首相の地元です。
数年前の大河ドラマ「八重の桜」では悪者風に描かれた長州を、精鋭揃いの優秀者続出なお国という視線で描かれていくのでしょうか。
実際にあの時代の長州からはじゃんじゃんととんでもない逸材が登場していたかもしれませんが、だからと言って今の政治家の大先生たちまでもが逸材というわけではないわけで…。
歴史では何が正解かなんていうのは野暮なことなんですけれど、あまりにもガラッと別視点からの、長州ってスゴイんだぞ的歴史の描き方がちょっと怖いような気がするのは考え過ぎ?
ドラマでも吉田松陰が何度も言うんですよね、「日本を守らんといかん」って。
この言葉が安倍さんが掲げている「集団的自衛権」にびよ~んってつながっていきそうで、まるでそれを鼓舞しているかのような印象なのがなかなか怖いのはやっぱり考え過ぎ?

怖いもの見たさでちょっと観ます、今のところ。

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