おおきなみなとの日々帖

食、本、冷えとり、味のあるカッコイイ役者さん、嵐さんに甘いけれど、日常がいちばん好き。

春に追いつきました。

ちびちび読んでいる江國香織さんの「やわらかなレタス」。 

鱈さまとお呼びしたい。 - 大きなみなとの太陽の下で。

冬が丸ごと詰まっているのを満喫していたのが読み進んだらとうとう春めいて、まさに今どきな季節にさしかかりました。

 

    海草というのはどきどきするたべものだ。生若布は、あまりのみずみずしさにどきどきするし、もずく酢はとてもおいしいが、冬の森を連想させる不穏な見かけにどきどきする。生のりの鮮烈さは、いたいけな気がしてどきどきするし、海ぶどうは美しさにどきどきする。名前はわからないけれど、白いのと紫色のとがある海草は、唇にふれたときのゼラチン的肉感にどきどきする。
    どきどきは、なんとなく春にふさわしいと思う。

 

春の草がやわらかくて甘いところから始まったと思ったら、めかぶの美味しさにじわぁ~って移行して、海草のどきどき感で締めくくるなんて心底うっとりです。  

この本、やっぱり買ってよかったな。 

やわらかなレタス (文春文庫)

やわらかなレタス (文春文庫)

 

 

そして、高山なおみさんの新刊が来月発売です。 

きえもの日記

きえもの日記

 

 

河出書房新社サイトより

ドラマ「昨夜のカレー、明日のパン」撮影現場でスタッフら大勢の仲間と心震わせ駆けぬけた4ヵ月を、日記とスケッチ、写真で綴る。特別対談=×木皿泉、ドラマに登場の総菜レシピ13品付!

 

matome.naver.jp

この木皿さんドラマも毎回言葉の紡ぎがビンビンと心に響くので、ちびちびと少しづつ消化しています。

言葉ってすべてじゃないけれど、だからこそないがしろには出来ないのだろうな。

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