読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おおきなみなとの日々帖

食、本、冷えとり、味のあるカッコイイ役者さん、嵐さんに甘いけれど、日常がいちばん好き。

土井善晴さんと野村周平くんのチョイ住み。

 

https://www.instagram.com/p/BGqv2B9xKEo/

土井センセのチョイ住み、ただただ楽しみにしていたのに、楽しいというよりももっとしんみりといろいろ考えました。

 

https://www.instagram.com/p/BIJbICYATsm/

big-harbor-sun.hatenablog.com  

 

番組ホームページ内の土井センセと野村周平くんのインタビューが秀逸でした。

キューバはたくさんのあらゆる『清らか』が溢れてる場所だという話がありましたが、まさしくその通りでした。

 

道はあちこちガッタガタで、車も建物も古めかしくて、お店の商品は品薄で、バスも怖いくらい激込みで、一般的な住みやすさという観点では厳しそう。

だけど、モノがないからこそなのか、キューバの人たちの屈託のない笑顔、モノには頼らない、自分たちで自分たちの暮らしを楽しむ姿勢の潔さにクラクラでした。

食品にもそれは言えるようで、プラスチックでできた容器ナシで、ツルンとしたままで売られている卵も、一度も冷蔵庫に入れられないまま市場で売られているプルンプルンの豚肉も、『汚れていない』清らかさがありました。

 

そして旅人の一人 野村周平くんも濡れていない未使用スポンジのように感度抜群の清らかさでした。

最初はキューバに掴みどころのなさを感じて戸惑い気味だった土井センセも、年齢も価値観も異なる何の共通点もなさそうな清らかな若者とキューバで暮らすうちに、明らかにいろんなものが解き放たれていくのが可愛さ満点でした。

持ち前のどこにでもスッと馴染める質をフルに活かしながら気ままに飲んだくれたり、全く自由なふるまいぶりだった野村くんも、土井センセの几帳面(神経質とは違って、次に使う人や携わる人のことまで考える観点からの)暮らしぶりや、植物や食べ物へ注がれる豊かな愛情に触れることで、繊細な部分をピタピタと身に纏うようになっていくのが凛として素敵でした。

 

人と触れ合うことってこういうことなんだなぁ。

好き嫌い、楽しい楽しくない、やりたいやりたくないとかの次元ではなくて、もっと深い根っこのところで、お互いの旨味とかえぐみとか持っているもの全部をドバっとぐちゃぐちゃに見せっこして初めて得るものだけが、見えない栄養になっていくのだなぁ。

勝手に一人で『人付き合い』の壁にぶち当たり真っ最中で、そこから派生する自己嫌悪と他者批判がグルグルしていてしゃっきりしないのだけど、少しだけ糸口がわかったような。

旅番組の中でも暮らすことメインのこれ、やはりいいなぁ。

旅したくなりました、しかも海外。

www.nhk.or.jp

広告を非表示にする