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おおきなみなとの日々帖

食、本、冷えとり、味のあるカッコイイ役者さん、嵐さんに甘いけれど、日常がいちばん好き。

同期できない心の狭さと春の煮物。

坂本龍一さんを取り上げたクローズアップ現代を見ました。

坂本龍一 分断された世界で - NHK クローズアップ現代+

アルバムが「async」=「同期しない」というタイトルで、様々な生活音を集めてそれをあえて調和させ過ぎることなくミックスされているのだけど…正直、あまり良さがわからない感度の低さです。

自分たちさえ良ければ、できるだけ自分たちの優位になることを掲げる保護主義的方向に進んでいる時代に警鐘を鳴らしている意味合いもあるようです。

トランプ政権、イスラム過激派、北朝鮮などの極端な考えには嫌悪感すら覚えているけれど、日々の中でとても同期などできそうもないちょっとした不愉快さや理不尽さ(大震災が東北でよかった発言をする人、先の信号が赤に変わったばかりだからゆっくりめに走っていると必要以上にピッタリ後ろにくっついてあおる車、ウインカーも出さずにヒョイと曲がる車、毎日遅刻して来ても悪びれることのない人、話題が子どもに関することだけでその話がちっとも面白くない(面白さがあれば○)人、挨拶をしても全く返さない人、心の弱さを武器にしてしょっちゅう休んだり仕事量も優遇されている人、自分の家族や友人知人にはいい顔をするのにそれ以外の人にはびっくりするほど横柄な態度を取る人、必要以上のディテールを交えて嬉々として昔話ばかりする人、すっごくお金持ちなのにすっごくケチな人、賞味期限が切れそうにならないとおすそ分けできない人、とにかくガラの悪い人、一見物腰穏やかそうで実はとんでもなく粘着質な人などなど…)を覚えるたびにふと思います。

同期できる人だけで心地良く過ごせることができたらどんなに快適か、と。

自分と同期できないような存在も認めることがしなやかにスマートに生きることなのだろうとは理屈ではわかっているのだけど、これがなかなか難しいです。

 

そんなことを思いながら帰宅すると、料理名人のナガイさんより春の煮物が届いていました。
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見えていないけれど筍が入っていて、お麩にもさつま揚げにも厚揚げにもゴイ(黒クワイ)にもホタテにも筍の香りがゆるりと広がっていて春の味わいを満喫。 ありがたさを一層噛み締めた夜でした。

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